友人が「実は今度結婚するんだ」と電話を掛けてくると嫌な予感がします。
最初ははびっくりしますが、その後簡単には喜べません。
いえ、決して先を越されたとか、嫁さんが美人だったら怒るぞ とか言ったことではありません。
ただ、招待するだけであるなら手紙で済みます。
わざわざ電話を掛けてきたと言うことは何かを依頼しようと言うことです。
受付をやってくれというのならうれしい話です。新婦の友人と仲良くなれますから。
大体受付をやる人間は独身と相場が決まっています。新郎新婦はそのくらい配慮するものです。
しかも比較的気が利く性格の人が受付に割り振られます。
或いは後輩だったりします。若い人もまた魅力です。
少しばかりミスしようものなら待ってましたとばかり手とり足とり・・・
でも、多くの場合は、「実は友人代表として披露宴でスピーチしてくれないか?」という言葉が受話器の向こうから聞こえてきます。
これは疑問形の形をとっていますが、強制です。
永年の付き合いからして断われるものではありません。
特に挨拶をすると言うことは名誉なこととされていますので文句を言うこともできません。
とりあえず「いや俺なんかより」と謙遜して逃げようとしても「何言ってんだよ、頼むよ」と言われてしまえばそれ以上固辞すると男がすたります。
以上は男言葉ですが女性でも同じです。
おしゃべり好きな人でも暫くテーマを考えることでしょう。
取りあえず受託条件として「その代り嫁さんの友達で一番可愛い女の子を紹介しろよ」と言っておきましょう。
しかし例え電話ででも事前に頼んで来るなら良い方です。
ひどい奴は当日会った時に言ってきます。
そういう時は断ってやりましょう。事前準備期間を与えないと言うのは失礼です。
しかしどうしても断れないあなたは、いつでも使える万能ネタの一つ二つは用意しておかないといけません。
すらすらスピーチが出来るようになるには10回くらいは場数を踏まないと無理だと思います。
では次回から具体論に入っていきましょう。

