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見合いの席での仲人は世話好きじゃないと務まらない

お見合いの仲人なんてのは世話好きの人がやるものですから私からとやかく言うことはないのですが、稀に、二人の引き合わせの仲立ちを頼まれてしまったという方もいらっしゃるようです。

そういう場合は格式ばった見合いになるのでしょうか。

飲み会の場か何かで紹介してもらった方が本人たちは肩がこらずに良いような気がしますが。

正式なお見合いだとすぐに結論を出さないといけないところが嫌ですよね。

なにしろ結婚を前提に付き合うわけですから。

しかし、深窓のお嬢さんの中には小さい時から「親の決めた人と結婚する」と考えている人が実際に存在しますから、こういう風習も出てくるのでしょう。

いや、訂正。良いところのお坊ちゃんにもいます。


さてこのような見合いの場は仲人が司会進行役を含めてスピーチし、すべて演出しないといけない大役です。

場所は仲人の自宅かちょっとした料亭。

二人だけで会話できる場所があると言う意味では庭付きのホテルが良いかも知れません。

場合によっては男性の家だったり女性の家だったりします。


当日の服装についても仲人が両者の意見を聞いて決めます。

和装か洋装かフォーマルかカジュアルか。


また集合と言ってはおかしいですがどちらが先に着いておくかも仲人が指示します。

当日は、後から来た人を先に来ている人に紹介する形から始めます。

本人の履歴や特技、付き添っている人との関係、付き添いの人の簡単な紹介。


席次は仲人、男性側、女性側の順になりますが、誰かの自宅で行う場合は、その自宅の主が末席になります。

さてスピーチと言うほどのものではありませんが、仲人は二人の会話が弾むようになるまではいろいろと話題を提供しなくてはなりません。

「それではごゆっくりご歓談ください」と二人に振られてもすぐに話が詰まってしまいます。

その為には二人の得意とする分野を予め調査しておき、会話に詰まったらそっちに振るようにしないといけません。

食事をしながらだと、ちょっとした沈黙も気にならないし、その日の食材などにも話を振ることができます。

二人が盛り上がってきたら、いよいよ仲人の当日の仕事は山を越します。

あとは庭に追い出すなり、自分が付添い人を連れだって席を外すなりして二人だけで会話をさせましょう。

二人が庭に出る場合は適当に帰って来るから良いのですが、自分たちが席を外す場合は30〜40分くらいで戻りましょう。

まだ話が盛り上がっているようであれば、次回約束をしてどこかで会えば良いですし、話に詰まっているようであれば、二人きりにしておくのは気の毒です。

まぁ大人ならば3,40分くらいは場を保たせることぐらい出来るでしょう。