仲人を頼まれてしまったら、挨拶はともかく粛々と紹介するしかありません。
披露宴を盛り上げたいと思ったら司会か友人代表でないとダメです。
しかしあなたは仲人ですからそういう立場ではないのです。
今回は我慢して黒子に徹してください。
どうしても盛り上げたいと思ったら二次会でという手もあります。
しかし媒酌人の挨拶にも本人の人柄を匂わせる重要な部分があります。
そこを幾らか工夫してみてはどうでしょう。
仲人が話す二人の紹介ストーリをざっと纏めますと
1.結婚報告:先ほどご神前におかれまして・・という部分
「無事に」「めでたく」と言う言葉を入れます。
2.2人の紹介:家柄、ご両親、出生地、学歴、職歴その中でも宴席での隣同士の話題になりそうなことを新郎から順に。二人からデータを出してもらって纏めてください。二人が出さなかったデータを自分が知ってるからと言うことで付け加えるのは本人の了解が必要です。
「極めて優秀な成績」と言うのもよくスピーチに出てきますが、言っておかないと「言えないほど頭悪かったの?」ということになりますけど、特に英語が優れていたとか、野球部のキャプテンだったとか、絵が入賞したことがあるとかの特技がある場合は、しらじらしいお世辞よりもそちらを強調した方が良いでしょう。
3.馴れ初めと結婚までの過程。ここで二人を引き合わせた人がいるなら紹介します。結婚までの過程はあまり深く紹介する必要はありません。
仲人は笑いを取る必要はないので粛々と話せばいいのです。
4.仲人として新郎新婦に対する期待を言います。此処でことわざが入ったり自分の人生観が入ったりします。この部分が仲人の人物が現れる最も重要な場所です。
しかし殆どの人は真面目に聞いていません。
「おぉ流石にこの仲人は・・」と思わせれば儲けもの。何の反応もなくても当たり前だと思ってください。
5.招待客に新郎新婦へのご指導ご鞭撻をお願いして、「甚だ簡単ではございますけれどご媒酌の挨拶とさせていただきます。」と結びます。

