あいさつ文の中に入る時候の挨拶を紹介します。
季語・季題を入れた文章で手紙を書くのもしゃれていますが、大勢の人に出す場合はそれでは通じないこともありますので、一般的に使用されている慣用句が適切かと思います。
より柔らかな文例と一緒に挙げてみます。
今回は冬から春そして初夏です。
1月
厳寒の候,厳冬の候,極寒の候,新春の候,初春の候,頌春の候
新年の御慶めでたく申し納めます
寒さの厳しい毎日が続いていますが
2月
晩冬の候,余寒の候,春寒の候,晩春の候,残雪の候,解氷の候
梅の蕾もようやくふくらみ初め
春立つとは申せ
3月
早春の候,向春の候,軽暖の候,暖寒不同の候,浅春の候
待ち遠しかった春の訪れに心はずむこの頃
春とはまだ名ばかりの寒さ
4月
陽春の候,桜花爛漫の候,春風駘蕩の候,仲春の候,春暖の候
花咲き春たけなわのこの頃ですが
春雨けぶる昨日今日
5月
新緑の候,薫風の候,向暑の候,若葉の候,晩春の候
若葉青葉を渡る風もすがすがしく
ゆく春の惜しまれる頃
6月
立夏の候,初夏の候,梅雨の候,薄暑の候,青葉若葉の候,向夏の候
梅雨あけも間近となり
うっとうしい梅雨の候となりましたが
7月以降は別項にて。
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