前回に引き続き、あいさつ文の中に入る時候の挨拶を紹介します。
季語・季題を入れた文章で手紙を書くのも特定の個人宛ならしゃれていますが、ビジネス文のように大勢の人に出す場合は、一般的に使用されている慣用句を使う方が適切かと思います。
明るさを予感させる文例、暗さの予兆の例文と一緒に挙げてみます。
今回は夏から秋そして初冬です。
7月
猛暑のみぎり、大暑の候、盛夏の候、酷暑の候、極暑の候、炎暑の候
紺碧の空に一片の雲もなく
暑さ一段と厳しく
8月
残暑の候、晩夏の候、立秋の候、残夏の候
毎朝、増える朝顔の花を数えるのがとても楽しみです
立秋とは名ばかり、まだまだ暑い日が続いています
9月
新涼の候、秋涼の候、初秋の候、仲秋の候、秋冷の候
陽ざしが急に優しくなったような気がします
秋とはいえ、暑さはまだまだ続きそうです
10月
秋涼の候、霜降の候、秋冷の候、秋たけなわのみぎり
木犀のかおりがほのかに漂って
こおろぎの音も何となく淋しく
11月
晩秋の候、霜寒の候、深冷の候、向寒のみぎり
小春日和の好季
散りゆく落ち葉に目を留めるこの頃
12月
寒冷の候、厳寒の候、短日の候、初冬のみぎり
街はクリスマスの賑わいを見せております
吹く風も身にしみてきました
どうぞ、良い挨拶文となりますように!
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